2012/06/29 福島起業塾

第1回 福島起業塾 実施レポート

 

福島で起業したい若者たちを支援すべく企画された、福島大学と志友会との共同事業である福島起業塾。 初回ということで、マスコミの取材も入り、福島大学の入戸野学長も激励に訪れてくれた。
この起業塾は起業に必要なノウハウや意思・考え方などを4つのフェーズから学ぶ。 最初のフェーズは「起業のきっかけ」について4人の創業経営者たちが講義を行なっていく。 

  
記念すべき第1回の講師は、志友会代表である中島晋哉(志友会代表理事/EPLGA 代表取締役社長)が務めた。

中島は講義の冒頭で、まず志友会の存在や活動内容そして自身のプロフィールなどについて簡単に語った後、起業というものを軸としながら「自分の環境を取巻く周囲との関係性をどう考えるべきか」また「自分の過去・現在・未来に対する時間をどう捉えるべきか」などを、自身の豊富なビジネス経験の中から語っていった。

「人は自身の欲求の為だけに生きているのではなく、自分の周りにある家族・仲間・地域・社会の幸せのために生きている」そう考えれば、逆算的に”起業”というものは”社会”を幸せにするためのものだということに気づくだろうと。
そして、「起業を志すなら時間は未来から過去に向かって流れているのだということを認識しよう」そう考えれば、逆算的に今をどう生きるかということが決まってくるわけで、どんなビジネスで起業したいかということも決まってくるだろうと。

それらの話を通じて「今自分の中にあるビジョンを明確化することの大切さ」を中島から強くメッセージしたことで、受講者たちの中に”起業”というものが、受講前よりもかなり身近なものになったと思われる。